欲情の文法

欲情の文法 (星海社新書)

欲情の文法 (星海社新書)

官能小説作家が語る、官能小説の書き方。

アオリ文では、

ただのエロ小説つだと思ってもらっては困る。あの文章の中にはあらゆる人の感情を操るノウハウが詰まっているのだ。

などと威勢の良いことが書いてあるけど、内容は徹頭徹尾エロ小説の書き方。
マジで官能小説作家を目指すなら読むべき。
エロい人とか、小説が好きな人とかは、読んでも参考にはならない気がする。

本当にとにかくエロ小説の書き方。
著者は匂いフェチ。
どうやって女性の匂いを描くか、について語り、その末に「シャワーのない時代物」という境地を見出した……とか語りはじめる。
嫌なことはやらない。
ゴスロリを書いて」と言われて、「彼女はゴスロリだった」で終わらせちゃう。
そして恐ろしいほど書く。
年間30冊ぐらい本を出していて、この2年間では3日しか休まずひたすら小説を書いているとか。

鬼気迫る勢いでエロ小説を書く様に、感動を覚えずにはいられない。
誰かが何かに熱中する様は素晴らしい。