本を読む本

本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)

「本の読み方」の古典らしい。
読書のレベルを、以下の4つのレベルに分類する。

①初級読書……子どもがはじめて本を読む時のように、文章の意味をちゃんと取ること。
②点検読書……いわゆる「下読み」。本をさっと拾い読みして、本のテーマや、構成や、ジャンルを把握する読書。
③分析読書……徹底的に読むこと。
シントピカル読書……一つのテーマについて何冊も本を読み、「それらの本にはっきりとは書かれていない主題」を見つける読書。

以上の4つの読書について、具体的な実践法を解説していくという、まさに「本を読む本」である。

↑こういうまとめが、「②点検読書」に当たるらしいです。

ぼくは①初級読書はとても得意で、②点検読書になると怪しくなり、③分析読書はからっきしで、④シントピカル読書は誤解と勘違いで異次元な結論にいたってしまう病気にかかっている。

卒論を書いた後、ゼミの教授に「本の要約とかやると良いと思うよ」というアドバイスを頂き、現在こうしてブログを書いている次第である。

本書の話に戻ると、読書マニュアルではあるものの、「99%の本は分析読書に値しない」などと、ユーモアと毒舌を交えて著者の読書哲学が見えて面白い。

ちなみに、「本を読む本」自体は、おそらく分析読書に値する本だと思う。
というのも、詳細に読書技法について語っているので、ぼくのなんちゃって点検読書では、ちゃんと内容が読み取れなかった。

これから先に待ち受ける(と思われる)ヘヴィーな本たちを読みこなすべく、まずは分析読書を我が物にしたいと思う。
手始めに、分析読書に値する本をアマゾンで注文しよう。
そしてゆくゆくはレヴィナスを読むんだ……