偽装請負―格差社会の労働現場

偽装請負―格差社会の労働現場 (朝日新書 43)

偽装請負―格差社会の労働現場 (朝日新書 43)

一昔前に話題になったやつ。
うちの職場に謎ルールが多いので、
「もしかしてこれって……請負……じゃない!?」
という疑念をいだいて、読んでみた。
結論としては偽装じゃなかったというか、ギリギリ偽装にならないような配慮がされている気がする。

世の中には、
『派遣』
『請負』
という二つの契約があって、

派遣は、この人を貸すから好きな様に使ってー
という契約。

請負は、その仕事やっとくからお金ちょうだいー
という契約。

何が違うかというと、契約する側としては、
派遣……労働力を好きに使える。でも、保険とか雇用とか、ある程度気にしないといけない。
請負……仕事の結果を買ってるだけだから、細かいこと気にしなくて良い。ローコスト。

ただ、巧妙なことを考えた人がいて、
請負契約をしておいて、実質は派遣のように働かせる
偽装請負
ということを考えた。

請負のようにローコスト&イージー首切りで、派遣のように便利。
これ最強。
違法だけどね。


この本を読んで、情報系の資格でやたら派遣と請負の違いについて聞いてくる理由が分かった気がします。

ぼくは客先に常駐している請負企業という微妙なポジションで、派遣社員の人と机を並べて働いている。
正社員から下請け、孫請け、派遣、、、と微妙なグラデーションを描く体系をなんとなく感じる。
まだ、それをどうにかできるわけではないけど、どうなっているかぐらいは知っておこうと思った。