49〜53日目(合宿記録)

稽古に4回参加したので、49〜53日目という変則表記に。


先週の三連休、群馬の山奥で合宿してきました。
先生の門下生が140人ほど集まり、朝から晩まで稽古稽古。
たいへん濃い時間だった。明らかに外界と時間の流れが違った。
休み明けに職場に行ってexcel見たら、「なんだっけこれ??」とちょっと思った。

合宿を通じて、技術的にもたくさんの気づきと変化があったけど、それ以上に、合気道への心構えが変わった。
きっかけは二人。

一人は、やっぱり内田先生。
先生の模範演舞を見る時の顔つき。
なんとなく、内田先生が先生の技を見る時は、ニコニコ見てるか、大真面目な顔で見ているかどっちかだと思っていたけど、違った。
実際は、たいへん神妙な顔で先生の技を見ていた。
あれほど「神妙」という言葉がしっくりくる顔をぼくは見たことがない。

内田先生は、白帯に混じって前のほうで先生の技に魅入ってみたり、先生の声が聞こえにくい時は両耳に手を当ててダンボ的ポーズを取ってみたり、たいへん真剣に、でもとっても柔らかく、しかし貪欲に、先生を欲望していらっしゃった。

そもそも、内田先生があまりに楽しそうに合気道を語るので興味が湧いてしまったというのが、ぼくの入門動機である。
(そういえば、ぼくが学生の頃に哲学がうんぬんとか言っていたのも、結局内田先生が京大であまりに楽しそうに人文学を語っていたからだね今考えると)
この合宿で、内田先生があまりに楽しそうに合気道するのを見て、ぼくはますます燃え上がってしまったのである。


話が長くなったけど、内田先生ともう一人、今回の合宿でぼくが感銘をうけた人がいる。
イタリアからプロの合気道家になるためにやってきたIさん。なんと19歳。
日本語できないのに、先生を慕って日本に来たという驚きの19歳。

ぼくが道場に行った時、毎回彼が畳の真ん中で正座していた。先生の目の前というポジションを確保するためだ。
つたない英語で会話しただけで、彼の圧倒的な合気道への覚悟が伝わってきた。
まだ白帯だったけど、そういう問題じゃなく、すごい合気道家だった。



まあ、そんな感じで稽古漬けの三日間は夢のように去り、ぼくは呼吸法と足さばきを毎朝やることにしたのでした。



以下、合宿中に取ったメモの羅列。



一教と四方投げは双子
一教は相手の腕が270度回る。そのためには、自分の手を270度回さないと。

倍音声明
「え」で低い蓮華教が聞こえた。
「い」で水琴窟? 回想シーンのBGMみたいな。
「ん」になったら、小川みたいな音。

小手返し
京都のI先生&うちのTさん
左手刀を入れすぎない。
右手を滑らせて取る。
左手を半円上に動かす。
左手で相手を180度導く。遠心力を使う。

先生
よく練り込む。
愉快にやっても、にへらにへらやらない。
ノる稽古。
シュババババってやる。一息に斬り下ろす。
連想行。
心を透明にする。
はっきり動く。
とにかく足さばき。八段だろうができてない。
この指は鉄の輪だ!←絶対的観念
指を離されまい!←相対的観念
前に来ないのは損だよ。
わからない人は前に来なさい。

うちのTさん
技が劇的に変わった人がいて、何か稽古を変えたのかと聞いたら、毎朝呼吸、足さばき、素振り。
3段からが稽古と先生。
白帯のうちは、悪いくせを付けない。ていねいに。
呼吸、足さばき、素振り
一重の半身で足踏み的なことをゆっくりやる。一九会
力を抜くために筋肉を付ける。

受けのHさん
畳慣らしの時、手は膝にでも軽く当てる
50センチ先を見る。

月窓寺のYさん
先生の受け経験。
大きな手に引き込まれるような感じ。
他の人と全く違う。

長野のSさん
座の呼吸
相手の手を肩より上げて、壁を拭うように