273日目

12/3(日)、神戸へ出稽古。
 
初手、駅を間違える。
JRのほうに行かねばならなかった。
新神戸経由よりも新大阪経由で行ったほうが新幹線代が抑えられたと思われる。
 
早く行っていたので歩いてJRの駅に移動し、ハンバーガーを食べる。あまり美味しくない。
 
体操開始の45分前に会場に行くも、皆様着替えて並んでいた。。
早い。
あまり早く行ってもご迷惑か、と思ったが、よく考えれば剣杖のときとかもだいぶ早いから良いのか。
 
有段者手帳を持っていけば良かった。これは講習会への参加が久しぶりだったので失念。
念には念を入れて剣杖をかついで行ったが、さすがに使わなかった。
 
噂通りの素敵な道場。
玄関も靴箱も廊下も更衣室もトイレも素敵。
道場の扉も畳も天井も証明も窓も窓から見える景色も素敵。
大先生の写真や、神棚が綺麗に飾ってある。
とりわけ畳が素晴らしい。
ふわふわ、するする。
滑らかに足が滑る。受け身もふわっと受け止めてくれつつ、適切な弾力もある。素晴らしい。
 
140人での準備運動の後、先生と内田先生が登場。
内田先生の顔が遠目に見ても上気している。
先生と何かお話されて、喜びにあふれていらっしゃると思われる。
 
稽古開始。
 
天風先生の言葉。
本来、大先生は祝詞を上げていた。
真冬に稽古前に一時間ほど唱えていたこともあり、「先生ぼくらのこと忘れちゃったんじゃないか……」と思った。
稽古前に毎回神道祝詞を上げるとなると、学校なんかでは指導できないよ。
なので、天風先生の言葉を使っている。
 
日本の武道や芸術は、やはり弘法大師に端を発する。
 
 
呼吸法。
痛みを取るためには、腰や膝などに振動を加える。
物理的には振動を加えているが、その場所に意識を集めているんだ。
 
道場は南向きが原則。神社と同じ。南向きでない場合も、玄関を南、奥を北と仮に呼ぶ。
 
対象に執着していては技は使えない。
敵を作らない。
 
 
逆半身片手取り。
呼吸投げ四種、四方投げ、一教、入り身投げ
 
呼吸投げ、槍の手、槍の手で三角に逆の腕を入れて投げ、槍の手で三角に逆の腕を入れて槍の手を切って天地投げ、耳を付けて巻いて投げ。
 
四方投げ、頭をしゃくれる位置にいること。
裏のほうが大事。
表の時は、相手の手を上げない。体重のかけかえをしなくても良い。
 
入り身投げ、本当は転換せずに投げる。
 
140人の大混雑の中で投げていく内にどんどん多幸感が高まっていく。
時計を見たらまだ二時間あって、「え、これがあと2時間も続くの! サイコー」と思う。
 
 
 
後ろ両手。
呼吸投げ、釣り上げて落とすやつ、入り身投げ小手返し二種、回転投げ、十字投げ。
 
釣り上げて落とすやつ、両手を天地に分けて相手を崩す。
 
小手返し、後ろ両手から転換せずに投げるパターンと、後ろ両手で腰に付けて取らせて、出した足の方向に回転しつつ、出した足の方の手で相手の逆の手をつかみ、そのまま投げるパターン。え、なにそれ!?
やってみると意外と出来る。自分の手が相手の手を自動的に掴むことを信じて回る。
白帯の人の受けを取った時に、相手の腕を操作してこちらの手首に当てて上げる動きをして戻したら、その体感を再現して見事に決めてくれて嬉しかった。体感を受け渡すことに成功。
 
 
先生の足に注目。
常に動いている。
最適な距離を模索し続けて微調整しているのと、技が終わった時にすぐ次の技に向けて動き始めていると思われる。
常に足を次の技に向けて動かす、というのを意識したら、かかり稽古の時に自分の番が全部繋がって、いつもより深い瞑想状態にはいった感覚。これはすごい。
 
構えちゃいけない。一回一回の技を切るものではない。
いつの間にか始まっているような技。
技は相手に触れた時には8割方完成している。
 
自分の結界を作る話、大先生は一度しかしなかった。
 
瞑想に入らなければならない。
剣を触れても、戦場では役に立たない。瞑想的な状態にならねば実戦では動けない。
 
 
終了後、直会での話。
5段を越えるような人は、先生が四種類やったら、全くそのままの順番で四種類やる。それができて当然の世界。
 
 
内田先生の締めのお話。
 
先生の話は、実は何を言っているか分からないことが多い。
何を言っているかわからないけど、すっと身体に入ってくる。
で、数年後や、数十年後かに「あの時先生がおっしゃっていたのはこういうことだったのか!」という気づきがある。
そういうことを起こすためには、生声を聞くしか無い。
謦咳に触れる、というけれど、先生の唾を浴びるような距離で話を聞く。
そういう経験をしてもらうために、講習会の機会を設けている。
今日は是非、先生の生声を持ち帰ってください。